DESIGN · BUILD · OPERATE

SIEM/SOARを、
「入れただけ」で終わらせない

ログ基盤とSOC自動化の設計・構築・運用を、一貫して支援します。

ファイアウォール、EDR、クラウドサービスなどに散らばったログを集約し、検知ルールやプレイブックを整え、実際に運用できる状態まで伴走します。新たにログ基盤を整備したい企業から、SOCを運用するセキュリティ事業者まで、対象製品・範囲はご相談に応じます。

散らばったログの流れが一つの基盤に集まり、自動化された対処へ進む様子を表したイラスト
500社以上FastTriage 累計導入企業(解約済みを含む)
設計〜運用一貫して支援
5フェーズ標準的な構築工程
内製化スキルトランスファーにも対応
DEFINITION

SIEMとSOARの役割

SIEMとは

SIEM(Security Information and Event Management)とは、ファイアウォール、EDR、認証基盤、クラウドサービスなど複数の機器・サービスのログを一か所に集約し、相関分析によって不審な挙動を検知・可視化する仕組みです。調査に必要なログを横断的に検索・保管する基盤としても使われます。

SOARとは

SOAR(Security Orchestration, Automation and Response)とは、アラートの受付から情報収集、通知、チケット起票、対応手順の実行までを、あらかじめ定めたプレイブックにもとづいて自動化・連携させる仕組みです。SIEMが「見つける」役割を担うのに対し、SOARは「対応を速く、そろえる」役割を担います。

CHALLENGES

ログ基盤の課題は、
導入後の運用で表面化する

SIEM/SOARは導入しただけでは機能しません。「集まらない」→「見られていない」→「多すぎる」→「対応がそろわない」という連鎖で、基盤が形骸化していきます。

STEP 1

ログが集まらない

  • 機器ごとにログが分散している
  • ログの形式がそろわず横断検索できない
  • 何を取り込むべきか決まっていない
STEP 2

見られていない

  • 導入後、保守・監視されず放置
  • 検知ルールが初期設定のまま
  • ダッシュボードを誰も確認していない
STEP 3

アラートが多すぎる

  • 誤検知を含むアラートが大量に出る
  • 重要なアラートが埋もれる
  • チューニングする人手がない
STEP 4

対応がそろわない

  • 対応手順が担当者に依存している
  • 通知・起票・記録が手作業
  • 対応の記録が残らない
SERVICE SCOPE

設計・構築・運用の
3つの領域を支援

必要な領域だけを切り出してのご依頼も可能です。すでに導入済みの基盤の見直しや立て直しにも対応します。

PHASE 1

設計

DESIGN
  1. 要件確認・現状把握
  2. ログ取り込み範囲の決定
  3. 検知ルールの方針策定
  4. 構成設計・変更申請の準備
PHASE 2

構築

BUILD
  1. ログ収集基盤(コレクター)の構築
  2. 機器・サービスとのログ連携
  3. パーサー調整・疎通確認
  4. 相関ルール・アラート・ダッシュボード作成
  5. プレイブックの設計・実装
PHASE 3

運用

OPERATE
  1. 検知ルールのチューニング
  2. ルール・連携先の追加
  3. 設定調整・メンテナンス
  4. 月次レポートの作成
  5. アラート対応の支援

↻ 運用で得た知見を設計に戻し、検知と対応の精度を継続的に高めます

ARCHITECTURE

散らばったログを、
一つの基盤で検索・分析できる状態へ

SentinelOneのSIEM(AI SIEM)を用いる場合の構成例です。オンプレミス機器のログはコレクター経由で、SaaSのログはAPI経由で取り込みます。

下から順に、ログの発生源(FW、EDR、認証基盤、クラウド)、コレクターやAPIによる収集、SIEMでの集約・検索・相関分析、SOARのプレイブックによる自動化、通知・起票・対応手順による対処が積み重なる構成図
構成要素役割当社の支援内容
ログ送信元ファイアウォール(FortiGate、Palo Alto Networks等)、EDR、認証基盤、クラウドサービス取り込み対象の選定、Syslog転送などの設定支援
コレクターオンプレミス機器のログを受信し、SIEMへ転送するサーバーへの導入、受信設定、稼働確認
パーサー製品ごとに異なるログ形式を、検索できる項目に分解する対象機器に合わせたパーサーの適用・調整
SIEMログの集約・検索・相関分析、アラートの生成カスタムアラート、保存検索、ダッシュボードの作成
SOAR・プレイブックアラート後の通知・起票・対応手順の自動化対応フローの設計と実装(対象製品はご相談)

※構成・対応製品は一例です。連携の可否は、製品・契約・バージョン・API仕様によって異なります。SIEMのライセンス費用はログ量や契約内容により異なり、本サービスの構築・運用費用とは別になります。

FOR WHOM

ログ基盤を整えたい企業にも、
SOCを運用する事業者にも

自社のセキュリティ運用を強化したい企業と、顧客向けにSOCを提供するセキュリティ事業者の双方を支援します。

自社でログ基盤を整備したい企業

  • 複数拠点・複数機器のログを一元化したい
  • EDRとネットワーク機器のログを突き合わせて調査したい
  • 導入済みSIEMを立て直したい
  • 構築後は自社で運用できるようにしたい

SOCを運用するセキュリティ事業者

  • 顧客環境ごとのログ連携・パーサー調整を任せたい
  • 検知ルールやプレイブックを整備したい
  • SOC業務の自動化を進めたい
  • SIEM/SOARの構築要員が不足している

※セキュリティ事業者向けの人材・運用基盤の提供はSOCラボ、SOC業務・テクニカルサポートのAIによる自動化はSOC・テクサポの自動化もあわせてご覧ください。

PROCESS

ヒアリングから運用移行までの進め方

変更承認などお客様社内の手続きも考慮して工程を組み、段階的に構築します。

1

要件確認・設計

対象機器・ログ範囲・検知方針を整理し、設計書を作成

2

基盤構築

コレクター用サーバーの構築とネットワーク設定

3

ログ連携

機器のログ転送設定、パーサー調整、受信確認

4

アラート調整・検証

カスタムアラートやプレイブックを作成し動作を確認

5

運用移行

ドキュメントを整備し、継続運用または内製化へ

RELATED SERVICES

組み合わせて検討できる関連サービス

ログ基盤の整備とあわせて、監視・分析・インシデント対応の体制もご相談いただけます。

MDRサービス

  • SentinelOneを対象としたEDRの監視・運用
  • 検知後の判断・初動対応・報告を支援

FastTriage

  • 当社MDRを支える独自のAI-SOC基盤
  • SIEMやクラウドログを補助データとして連携可能

SOCラボ

  • セキュリティ事業者向けの準委任型運用支援
  • 人材・技術・運用基盤を提供

インシデント対応・フォレンジック

  • 有事の調査・封じ込め・原因特定
  • 平時のIRアドバイザリー
FAQ

よくある質問

どのSIEM製品に対応していますか?
当社では、SentinelOneのSIEM(AI SIEM)を用いたログ集約基盤の設計・構築に対応しています。そのほかの製品やすでにお使いの基盤については、対象製品・範囲をご相談のうえで対応可否を判断します。
導入したものの、使いこなせていないSIEMの立て直しも依頼できますか?
ご依頼いただけます。導入後に保守・監視されないまま放置されているSIEM/SOARについても、現状の確認から設計の見直し、ログ連携や検知ルールの再整備、運用までを支援します。
構築にはどのくらいの期間がかかりますか?
対象機器の台数、取り込むログの種類、お客様社内の変更承認プロセスなどによって異なります。ヒアリングのうえ、フェーズごとの作業内容とマイルストーンを記載した工程表をご提示します。
お客様側で準備が必要なものはありますか?
ログ転送用のコレクターを稼働させるサーバー(仮想マシン等)のご用意と、ファイアウォール等のログ転送設定の変更に関する社内承認をお願いしています。また、アラート調整以降のフェーズでは、運用を担当される方にプロジェクトへご参画いただきます。
構築後は自社で運用できるようになりますか?
構築後のSIEM設定の調整・メンテナンス・月次レポート作成は当社で継続して支援できますが、お客様のご担当者へ段階的にスキルトランスファーを行い、内製化していただくことも可能です。
MDRサービスやFastTriageとはどう違いますか?
MDRサービスはEDRの検知後の判断・初動対応・報告を支援するサービスで、FastTriageは当社MDRを支える独自のAI-SOC基盤です。本サービスは、ログを集約・相関分析する基盤そのものの設計・構築・運用を支援します。FastTriageはSIEMやクラウドログを補助データとして連携できるため、組み合わせてのご検討も可能です。
NOTES

ご留意事項

  • SIEM/SOARはすべての攻撃の検知や対応を保証するものではありません。アラートには誤検知を含む場合があります。
  • 対象製品・取り込むログの範囲・提供内容は、ヒアリングのうえ個別に設計し、お見積りします。
  • SIEM等の製品ライセンス費用は、本サービスの費用とは別になります。必要なライセンスはログ量や契約内容によって異なります。
  • ログ転送用サーバー(仮想マシン等)のご用意、機器の設定変更に関する社内承認、運用担当者のご参画など、お客様にご協力いただく事項があります。
  • 24時間365日のアラート監視を含めるかどうかは、ご要件に応じて別途ご相談となります。
  • 料金は、対象機器数・ログ種別・作業範囲によりお見積りします。詳しくはお問い合わせください。

ログ基盤とSOC自動化の整備を、ご相談ください

「どのログから取り込むべきか」「導入済みのSIEMを立て直したい」「顧客環境の構築を任せたい」など、検討段階のご相談も歓迎です。